資格がなくてもできるWebライターは、副業としても子育てのあいまにする仕事としても人気です。
筆者がWebライターの仕事を始めたのは1人目の出産後のこと。
赤ちゃんのお世話をしながら家でできる仕事はないかといろいろ試した結果、Webライターという仕事に落ち着きました。
ライター収入の目標を1万円、3万円、5万円、10万円・・・と高めながら、地道に続けてきました。
今回は、ライター初心者が3万円を稼ぐために何をすればいいのか、現役主婦ライターである筆者のリアルな経験をもとに解説します。
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Webライターで月収3万円は可能?
未経験から始めたとしても、Webライターで月収3万円を稼ぐことは可能。
実際、筆者自身も未経験&資格なしから始めました。
Webライターという仕事のことや、3万円の報酬を獲得するために必要な仕事量を解説します。
そもそもWebライターってどんな仕事?
何か分からないことがあると、インターネットで調べるのが手軽で便利ですよね。
インターネット上ではさまざまな情報が提供されています。
ネット上に掲載する文章を書いているのがWebライター。
個人ブログ、企業が運営するサイトなど形態はいろいろですが、Web上に文章を書くのが仕事です。
がっつり稼ぐ本業ライターもいれば、副業ライターや、家事や育児のすきま時間を使って執筆しているママライターもいます。
Webライターが3万円稼ぐための仕事量
Webライターにとっての3万円って、どれくらい働けば得られるの?
3万円稼ぐためにはどれくらいの仕事をする必要があるのでしょうか。
Webライターの報酬は、文字単価や記事単価で決められていることが多いです。
・文字単価:1文字〇円
「1文字1円」で3,000字執筆 → 3,000円の報酬
「1文字1円」で3,500字執筆 → 3,500円の報酬
・記事単価:1記事〇円
※「〇字以上」と決められていることが多いが、文字数を超えても報酬は同じ。
「1記事3,000円・3,000字以上」で3,000字執筆 → 3,000円の報酬
「1記事3,000円・3,000字以上」で3,500字執筆 → 3,000円の報酬
記事単価の場合は大体の文字数を決められていることが多く、それを元に文字単価を算出できます。
以下に、文字単価0.5円、1円それぞれで3万円を得るために必要な仕事量を示しました。
<文字単価0.5円の場合>
・3,000字の案件×20本=3万円
・5,000字の案件×12本=3万円
・10,000字の案件×6本=3万円
<文字単価1円の場合>
・3,000字の案件×10本=3万円
・5,000字の案件×6本=3万円
・10,000字の案件×3本=3万円
大体のイメージはできたでしょうか。
それぞれを4で割ると、1週間あたりに執筆する本数の目安が分かります。
当然ではありますが、文字単価や記事単価は高ければ高いほど収入を増やせます。
文字単価0.5円と1円を比較すると、1円の方が半分の仕事量で3万円を得られるのです。
慣れてくると執筆スピードも上がってくるため、同じ時間の中でこなせる案件の数も増えていくでしょう。
ただ、スピードを重視するあまり記事の質が落ちるということにならないよう注意が必要です。
質が悪いと大幅な修正を依頼されたり、継続案件の場合は依頼本数を減らされたり、単価を上げてもらえなかったりする可能性もあるため、結果的に自分のためになりません。
Webライターで月収3万円達成までにしたこと
筆者が月収3万円を達成したのは、ライターを始めてから8ヶ月目でした。
他のライターさんのお話と比べると、収入が上がるスピードは比較的ゆっくりだと思います。
赤ちゃんのお世話をしながらのライター活動は、執筆時間の確保が1番の難関。
赤ちゃんの様子などに左右されるため、思うように時間の確保ができないこともありました。
そんな中でも月収3万円を得るために、以下のようなことをしました。
クラウドソーシングで初の記事作成を受注 ~ライター開始1ヶ月目
ライターの仕事を得るために、クラウドソーシングでライター案件の提案をいくつかしたり、求人サイトで応募したりしました。
ただ、未経験・資格なしでは文字単価1円のような案件は通らず、求人の応募も採用されませんでした。
なんとかライターの実績をつくりたかった筆者は、文字単価0.1円以下の案件に提案し、即採用。
そのときの案件は、20記事を6000円で書くというもの。1記事あたり300円です。
初めてのことで分からないながらもすきま時間を使って必死に書き、なんとか案件を終えたのは3ヶ月後のことでした。
つまり、この案件では月収2,000円。
時給に換算するのも恐ろしいほどの案件でしたが、ライターの実績はできました。
実際にライティングをしたことによって、ライターとして知っておくとよいことをいくつも得られました。
でも報酬はかなり低かったので、もっと案件を選んでも良かったかも・・・。
テストライティングに合格&継続案件を受注 ~ライター開始4、5ヶ月目
最初の受注案件でも分かったように、文字単価0.1円以下のような案件では到底稼げません。
ライティングを経験した筆者は、クラウドソーシングで文字単価1円に近い案件に提案したり、テストライティングを受けたりしました。
そしていくつか受けたテストライティングの中で、1社だけ合格。
文字単価0.8円の継続案件を受注することができました。
継続案件を受注して1ヶ月目、ライター開始から5ヶ月目にして月収1万8,000円を達成。
収入としては少ないですが、
このときはとても嬉しかったです。
継続案件で単価アップ!月収3万円に ~ライター開始8ヶ月目
レスポンスを早くする、納期は必ず守るといった基本的なことはもちろん、自分ができる範囲で質のよい記事を納品するなどを心掛けて、記事の作成に取り組みました。
その結果、初めて獲得した継続案件は徐々に単価アップをしていただけました。
執筆する記事本数も増やしたことで、ついに月収が3万円を達成。
ライターを始めて8ヶ月目のことでした。
ライターで月収3万円というのは、資格なし&経験なしの主婦の筆者が、家で赤ちゃんのお世話や家事をしながらの執筆でも稼ぐことができた金額。
つまり、ライターで月収3万円は誰でも目指せると言えるのです。
Webライターの始め方
こちらでは、初心者でWebライターを始める方法や、どのようにライティングスキルを学んでいくかなどを見ていきます。
Webライターを始めやすいのはクラウドソーシング
筆者のWebライティングにおける初仕事は、クラウドソーシングを通したものでした。
クラウドソーシングのサイトといえば、クラウドワークスやランサーズは有名どころ。
ライター案件を探すなら、まず登録しておきましょう。
Webライティングの案件もたくさんありますよ。
また、サグーワークスというライティング専門のサイトも。
クラウドソーシングで仕事をする場合、クラウドソーシング側に手数料を支払う必要がありますが、この手数料が業界最安級なのがBizseekです。
以下をクリックするとそれぞれのサイトに移ります。
・クラウドワークス
・ランサーズ
複数のサイトを登録して、自分にできそうな案件や気になる案件は応募してみましょう。
登録したサイトが多ければその分仕事も見つけやすいですし、案件獲得の可能性も広がります。
Webライターを始めたい!独学でもOK?
Webライティングに関する資格や著作権に関する資格など、Webライターにとって役立つ資格はいろいろあります。
ただ、Webライターをするために必須な資格はありません。
資格がなくても始めることはできますが、ライティングするために必要なスキルはあります。
例えば、以下のようなことが挙げられます。
・情報を整理して文章の構成を組む力
・分からないことは調べ、正しい情報を見極めること
・SEOの知識
・WordpressなどのCMS入稿の知識
スクールに通ったり講座を受けたりすると効率的に学べるのかもしれませんが、筆者は独学と実践の中でスキルを身に付けています。
具体的には、ライティングやSEOに関する書籍を読んだり、YouTubeやネットの情報で勉強したり。
ライターの仕事をする傍ら、ライティングやSEOに関する勉強は常に続けています。
また、筆者が受注している案件の中には、丁寧な校正をしてくれるところもあります。
校正を通して、自分の文章のどこが分かりにくいのかを知れたり、分かりやすい構成の組み立て方や読者に伝わりやすい文章の流れが分かったりといった発見が常にあります。
筆者の経験から言えることは、独学や実践の中でも身に付くことは多いということ。
スクールや講座を受けたからOKというものではなく、ライターという仕事は常に学び続ける姿勢が大切なのではないかと思っています。
Webライターの案件選びや受注の際の注意点
筆者の経験や知り合いから聞いた話をもとに、初心者がライティングの仕事を選ぶ際に気を付けておきたい点を3つご紹介します。
単価の低すぎる案件では稼げない
筆者自身もライター実績を得るために文字単価0.1円以下の案件を受けましたが、あまりにも低単価な案件では月収3万円は難しいでしょう。
そのため、このような低単価の案件は1つこなせば十分かと思います。
自分を安売りせず、文字単価1円くらいを狙って仕事を獲得しましょう。
継続案件を狙う
ライター案件の中には、単発や継続のものがあります。
単発でも魅力的な高単価なものもありますが、継続して稼いでいくなら継続案件を持っておくのがおすすめ。
単発案件を常に探すのはつらい・・・。
継続案件で毎月仕事を依頼してもらえるのは安心感があります。
ただ、継続案件を1つ獲得すれば安心というわけではありません。
フリーランスのライターは仕事をしなければ収入を得られないため、複数の案件を受注したり、常に案件探しのアンテナをはっていたりする必要があります。
継続案件を複数受けることができると、収入も安定していくでしょう。
怪しい&危険な案件もある
文字単価0.1円などの報酬が低い案件では3万円はなかなか稼げませんが、反対に「未経験・初心者OK」で報酬が高すぎるような場合は怪しい案件であることが多いです。
商品を売りつける目的であったり、勧誘目的であったりすることも。
怪しいと感じる案件は引き受けないようにしましょう。
「テストライティングに合格したら継続案件を依頼する」という案件を受注した、筆者の知り合いであるKさんの話をします。
この案件では、「テストライティング分の報酬は合格すれば支払われる」というものでした。
つまり、テストライティングに不合格だと報酬は支払われないということです。
その時点であまり良い案件ではない予感はしたそうですが、とにかくライターをしてみたかったKさんは挑戦してみました。
結果、Kさんは無事テストライティングに合格して報酬をもらうことができ、継続案件を受注することに。
ただ、その継続案件は最初に聞いていた条件と少し違っていたと言います。
難易度が高い割に報酬が低く、納期もあまり余裕を持たせてもらえなかったそう。
結局、継続案件を1回受けた後にお断りしたそうです。
たくさんある案件の中から信頼できる案件を選ぶのは大変そう・・・。
どこをチェックしたら良いのかな?
クラウドソーシングにおいては、相手のプロフィール内容や評価、過去の発注実績などをよくチェックして、怪しい案件は避けるようにしましょう。
また、メッセージのやり取りの中で不審に思うなど、少しでも怪しいと感じた場合は止めておいた方が無難です。
クラウドソーシングは前払い制度があるとはいえ、信頼できる相手と取引ができるように、確認できるところはしっかりとチェックすることをおすすめします。
まとめ
筆者はライター月収を3万円稼ぐまでに8ヶ月かかりました。
これは比較的ゆっくりなペース。早い人はもっと早くに3万円を達成しています。
どんな案件を選ぶか、ライティングにどれだけの時間を費やせるかによって得られる収入は変わってきます。
また、信頼できる相手と長いお付き合いができると、収入も継続して得られるでしょう。
ライター未経験、資格なし、独学でも月収3万円は十分狙える金額。
まずはクラウドソーシングに登録するなどして、ライターの仕事を始めてみましょう。
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