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子供が小さいうちは家族みんなで並んで寝るという家庭も多いでしょう。子供が大きくなって1人で寝られるようになったとき、布団にしようかベッドにしようかで悩むことも多いかと思います。
我が家の子供たちはまだ小さいので、家族みんなで布団を並べて寝ています。大きくなったら寝具をどうしようか考え中です。
筆者は布団派なのですが、ベッド派の友人から話を聞くと、ベッドも良いなと思うところがあります。子供だけで寝る場合、布団とベッドにはどんな違いがあるのでしょうか。布団とベッド、それぞれの良いところと悪いところを比較してみます。
子供と一緒に寝る場合の寝具選びについてはこちらでご紹介しています。
＞＞＞子供と一緒に寝る場合の布団はどんなのを使う？選ぶときのポイント
布団の良い点＆悪い点
結婚後、我が家はずっと布団で生活をしています。ずっと使ってきた経験から思う、布団の良いところと悪いところをまとめてみます。
布団の良いところ
布団の良いところはこちらです。
1つずつみていきましょう。
移動がラクにできる
例えばおじいちゃんおばあちゃんやお友達などが泊まりに来たとき、余分な部屋があればそこに寝てもらえばいいのですが、部屋がない場合もありますよね。そのときだけ子供の部屋などに寝てもらうといった場合に、布団であれば他の部屋に簡単に移動ができます。
また、兄弟姉妹で1つの部屋に寝ている場合、誰かが風邪を引いたり体調を崩したりしたときに、寝室を分けるのも簡単にできるでしょう。
ベッドやベッドマットを動かすのは大掛かりですよね…。その点布団はラクに移動ができます。
費用が安くて済む
布団の場合はベッド本体の購入は必要ないため、その分の費用を浮かせられます。敷布団や掛け布団、枕などのセットで安価なものも販売されているので、なるべく費用を抑えたい場合は布団を選ぶといいでしょう。
また、うちはまだ子供たちが小さいので布団を並べて家族みんなで寝ているのですが、狭くなってきたので1つ布団を買い足そうかと考えています。このように布団を買い足した場合、子供が1人で寝られるようになったらそのままその布団を子供部屋で使ってもらうこともできます。
そうなると、子供が別の部屋で寝るようになったとしても新たな費用はかかりません。
落下の危険がない
布団を床に敷く場合は、どんなに寝相が悪くても落ちてケガをするといった心配がありません。
筆者は子供の頃はベッドを使っていたのですが、落ちてしまったことが何回かあります。寝相が悪いとこんな心配も出てきます…。
部屋のスペースを広く使える
布団の場合は起床後にたたんで収納することが可能です。そのため、日中は活動するスペースとして使えます。狭い子供部屋の場合でも、空間を有効的に使えるでしょう。
敷布団の天日干しができる
敷布団の場合は掛け布団と同じように布団干しができます。寝ているときにも汗をたくさんかくので、定期的に天日干しができると気持ちよく寝られるでしょう。また、敷布団によっては丸洗いできるタイプもあります。
子供はよく汗をかきますよね～。
布団の悪いところ
布団をずっと使っている筆者が思う、布団のイマイチなところがこちらです。
1つずつみていきましょう。
毎日の上げ下ろしが面倒
子供のときから実家で暮らしている間はベッド生活だったため、結婚後に布団生活に慣れるまでは布団の上げ下ろしがとても面倒に感じていました。ただ、筆者の経験上、慣れてしまえばそんなに大変ではありません。疲れている日や忙しい日は、大変だなと感じることもありますが…。
習慣になってしまえば、それほど苦ではないですよ～。
また、子供が大きくなれば、子供自身で布団を敷いたりたたんだり、さらに上げ下ろしをしたりすることもできるようになるでしょう。
布団を収納するスペースが必要
布団を収納するためには押し入れやクローゼットなどの収納スペースが必要です。子供部屋に十分な収納スペースがない場合、毎日別の部屋の収納スペースから運ぶのは大変です。
収納する場所がない場合は、部屋の隅に布団をたたんで置いてカバーや大きな布をかけて、ソファにするのも良いですね!
フローリングに敷く場合は特にカビに注意
子供部屋がフローリングという家庭も多いと思います。畳であれば、ある程度湿気を吸収･放出してくれますが、フローリングの場合は特に湿気が気になるところです。布団の下に調湿シートを敷くなどして対策をすると安心でしょう。湿気がたまるとセンサーで教えてくれるような商品も販売されています。
ベッドの良い点＆悪い点
ベッドを使っている友人や親族の話を聞いてみると、ベッドにも良いなと思うところがあります。次はベッドの特徴をみていきましょう。
ベッドの良いところ
ベッドの良いなと思うところはこちらです。
それぞれみていきましょう。
寝床をつくる＆片づけるという手間がない
ベッドの場合は布団を敷く、たたんで収納するなどの手間がありません。寝たいときにはすぐに寝られます。
忙しくてバタバタしがちな朝も、布団を片付けるという手間がないのは良いですね。
ホコリの影響を受けにくい
床から少し高さがあるだけでも、ホコリの影響は減るでしょう。床に布団を敷いて寝る場合は、どうしてもホコリが気になります。
ベッドによってはスペースの有効活用ができる
ベッドの下が収納スペースになっているタイプや、ロフトタイプのベッドも販売されています。スペースを必要とするベッドですが、その下が収納やその他のスペースとして使えるのであれば、空間の有効活用ができるでしょう。
ベッドの悪いところ
良いところがたくさんあるベッドですが、反対にイマイチなところも。
1つずつみていきましょう。
部屋が狭くなる
ベッドを置くためのスペースが必要です。布団の場合はたたんでしまえば部屋を広く使えますが、ベッドの場合はそうもいきません。常にベッドが置いてある状態のため、子供部屋の広さによってはベッドを置けないということもあるでしょう。
ベッドの上で遊ぶとなると、汚れやホコリが気になります…。
転落の危険あり
寝相が悪い場合はベッドから落ちてしまう危険があります。気になる場合はベッドに柵を付けたり、ベッドの下にクッション性のあるものを敷いたりして対策をしましょう。
ベッドマットの天日干しが難しい
ベランダなどの広さにもよりますが、ベッドマットを天日干しするのはなかなか難しいでしょう。重たいベッドマットを運ぶのも一苦労です。
ベッドマットって結構重いんですよね…。
ただ、ベッドマットを敷きっぱなしにしているとカビが生えてしまうことも。天日干しはできなくても、定期的に立てかけるなどして乾燥させる必要があるでしょう。
ベッド派の友人で、ベッドマットの裏にカビが生えてしまった人もいます。ベッドといえども敷きっぱなしではなく、定期的に手入れは必要ですね。
出費が大きい
ベッド本体の購入が必要です。兄弟姉妹がいる場合は、2段ベッドなども選択肢として挙げられますが、やはり出費は大きいでしょう。2段ベッドでも、分けて使えるタイプだと長く使えるかもしれません。
引っ越しが大変
仕事の都合などで定期的に引っ越しするという家庭もあるでしょう。引っ越しするときにベッドがあると、その分荷物が増えます。新居でベッドを置くスペースも考慮する必要があります。
処分にお金や手間がかかる
子供が大きくなってベッドが必要なくなったときなど、処分をするのにもお金がかかります。また、どのように処分するのかを調べるなどの手間も発生します。
折りたたみ式ベッドという選択も
布団派の筆者ですが、最近良いなと思っているのが折りたたみできるベッドの上に布団を敷いて寝るという方法。
それまで使っていた布団が使えて、毎日の上げ下ろしの手間もなく、ベッドを折りたたんで布団をかけておけば布団の収納スペースにも困らないという良いとこ取りの方法です。かけておくことで気になる湿気もとばせるのが良いですね。ベッドを折りたためば部屋を広く使えます。
子供が大きくなって1人で寝られるようになったら、子供部屋は折りたたみ式のベッド×布団にしようかと考え中です。
まとめ
以上、布団とベッドの良いところと悪いところを比較してみました。どちらが良いかは、それまでの習慣や家の広さなど、家庭の事情によると思います。子供自身が快適に寝られるように、寝る環境を整えてあげられるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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