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経膣分娩、無痛分娩、帝王切開など、出産の方法はいろいろ。その出産方法によって、産後の体型の戻り方に違いはあるのでしょうか。
筆者は帝王切開で2人の子供を出産しました。身をもって感じた、帝王切開の産後ダイエットへの影響をまとめてみました。
・産後に体型が戻らないけれど、これは帝王切開だからなの?
・産後ダイエットは何をすればいいの?
こんな方はぜひ、読んでみてくださいね。
結論としては、帝王切開は産後ダイエットに影響します。産後に痩せないのであれば、それは帝王切開が理由の1つかもしれません。しかし、理由はそれだけではないかも…。
今から始めたい産後ダイエットの2つのポイントについても最後にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
帝王切開は経膣分娩よりも痩せにくい?
帝王切開で2人の子供を出産したわたしが身をもって実感したのは、帝王切開の産後は体の回復に時間がかかるということ。
出産で入院した際、出産直後のママさんたちと病院内で会う機会が何度かありました。そのとき感じたのは、「出産方法によって産後の回復度合いが全然違う」ということ。
もちろん、回復の経過は人によると思いますが、産後同じくらいの日数でも、スタスタと歩いているママさんもいました。一方でわたしは点滴スタンドを片手にヨロヨロと歩いている…。
立った状態では赤ちゃんを抱っこすることもできませんでした。
1週間経つ頃にはほぼ元通りに動けるようにはなったものの、まだぎこちない動きになってしまうこともありました。産後数ヶ月間は、ふとした瞬間にお腹の傷口が痛むことも。
そのような状態では、とても産後ダイエットを始めることはできませんでした。
運動ができないのなら、骨盤ベルトやガードルでお腹を引き締めてみようと試してみましたが、傷口にあたって痛かったのであきらめました。
わたしの経験上、帝王切開によって傷口や体の回復に時間がかかることは、産後ダイエット開始を遅らせる原因になると思います。
また、一般的にはホルモンの関係や骨盤の戻りやすさなどの観点から、帝王切開は経膣分娩よりも痩せにくいと言われることもあるようです。
産後に母乳を与えることでママの体が元に戻りやすいものの、帝王切開の場合は母乳を与え始めるのが遅くなるという場合も。
身体の回復に時間がかかること以外にも、帝王切開の産後が痩せにくい理由があるんですね。
2人出産後戻らない体型…理由は帝王切開だけじゃない?
身体の回復に時間がかかった産後ですが、出産前後の体重の推移はこのような感じでした。
1人目も2人目も、産後1~3ヶ月のうちに妊娠前の体重に。また、産後1年経つ頃には妊娠前の体重よりも減っています。
体重が減った原因は、母乳を与えたことだと思います。
母乳を与えているうちは、体重がするすると減っていきました。
体重の推移だけ見ると、産後ダイエットに成功したように見えるかもしれませんが…
わたしの場合、体重はすぐに戻ったものの、体型、特にお腹のぽっこりが全く解消されていないんです。
1人目の妊娠前と比べると、2人目を出産して1年経った今はプラス10cmくらいお腹まわりが大きくなっています^^;
これはつらい…。
1人目を出産後、お腹のぽっこりが元に戻らないまま2人目を妊娠。
そのまま2人目の妊娠期間が過ぎて出産。1人目と同じく体重だけは減ったものの、お腹はぽっこりしたまま…。もしかして1人目のときよりもお腹が出てるかな?というくらいです。
出産直後はお腹の傷口が痛い、身体がまだ回復していない…という理由がありましたが、産後1年経った今はもうそんなことはありません。
体型が戻らないのは、「帝王切開だから」という理由では説明がつかなくなってきました…^^;
育児に追われて産後1年経ってしまいましたが、今から産後ダイエットを始めようと思います!
産後ダイエットは2つのポイントをおさえよう
産後ダイエットの開始は、産後2~3ヶ月経ってからが目安です。ただ、産後の身体や傷口の回復スピードは人それぞれ。無理のない範囲で、心配な場合は開始時期などを医師に相談してみましょう。
産後ダイエットを成功させるためには、食事と運動の2つがポイントになってきます。
食事の見直しをしよう
和食を中心に、高たんぱくで低カロリーな食事を心がけましょう。
また、産後は筋力が低下しているため、筋肉を作る食材(魚介類、肉類、大豆製品、牛乳、チーズ、卵など)を意識して摂取するといいでしょう。
体温が下がると基礎代謝が低下する原因に。そのため、身体を温める食材(ショウガ、かぼちゃ、サツマイモ、玉ねぎ、ゴマなど)を取り入れることも大切です。
納豆や豆腐なんかは、出すだけで食べられるのでお手軽ですね!
さらに、水分補給をしっかりすることも大切。身体の水分不足は血液循環が悪くなったり、代謝が低下してしまったりする原因になります。
ジュースやスポーツドリンクなどの糖分が多いものは控え、水やお茶などを常温でこまめに摂取するようにしましょう。
筋トレをしよう
産前産後で減ってしまった筋肉。筋肉を鍛えると、基礎代謝も上がって消費カロリーが増えます。見た目も引き締まりますね。
効率的に筋肉を鍛えるには、筋トレ前のストレッチが大切。ストレッチをして身体をほぐすことで、可動域が広くなります。準備運動としても◎。
また、大きな筋肉を鍛えると、基礎代謝量をアップさせるのに効果的です。
大きな筋肉とは、大胸筋(胸)、広背筋(背中)、大腿四頭筋(太もも)、大臀筋(お尻)、ヒラメ筋(ふくらはぎ)、上腕三頭筋(二の腕)などのこと。
筋トレをした部分の筋肉は鍛えられますが、同時にその部分の脂肪が減るというわけではありません。
摂取カロリーよりも消費カロリーが多くなったときに、全身の脂肪が減っていくというイメージです。
筋トレの方法は様々。中には、歯磨き中やテレビをみながらなど、日常生活の中でながらエクササイズするような方法もあります。
子供を抱っこしながらできる筋トレとか、家事の最中にできる筋トレだと、時間を確保しにくい場合でも続けやすそう。
筋トレグッズを取り入れる方法も。生活スタイルに合った方法で、無理なく続けられる方法を見つけましょう。
まとめ
帝王切開後は身体の回復に時間がかかるなどの理由から、痩せにくいという面はあると思います。とはいえ、わたしはお腹のぽっこりをなんとかしたい!
まだまだ手のかかる子供のお世話をしながらのダイエットは大変ですが、体型を戻すために、できることから始めてみようと思います。
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