資格がなくても、未経験でも始められる在宅ワークの1つに、Webライターの仕事があります。
ただ、どんな仕事をするにしても気になるのが、その職業の将来性。
結論から言いますと、
Webライターという仕事には将来性があります。
わたしは出産を機に、在宅のWebライターとして仕事を続けています!
未経験、資格なしから始めましたが、今では企業から安定的に仕事の依頼を受けることができるようになりました。
当初は子供が大きくなったら外で働くつもりで、期間限定でライターの仕事を始めました。
しかし、今では子供が大きくなってもライターを継続していこうと決めています。
その理由としては、
・ライターは頑張り次第で収入が増えること
・子供が帰ってきたときに家で「おかえり」と言える生活が続けられること
・何よりライターという仕事の将来性が高いこと
などが挙げられます。
こちらでは、以下の2つの点についてまとめています。
- Webライターは将来性があるとされる5つの理由
- 将来性のあるWebライターになるために必要なこと
Webライターは将来性がある5つの理由
様々な意見はありますが、Webライターは将来性のあるお仕事と言えます。
その理由はこちら。
- Webが主流&Web広告が成長している
- リモートワークが可能
- 文章には動画コンテンツにはない良さがある
- AIに仕事を奪われる可能性は低い
- 仕事の幅が広い
Webが主流&Web広告が成長している
最近では、企業は自社ホームページを持っていたり、SNSでの発信に力を入れていたりと、経済活動においてもWebは欠かせない存在に。
そしてオウンドメディアの増加によって、Webライターの需要が高まっているのです。
(例:ブログ形式の情報発信サイト、ある分野に特化した情報サイトなど)
知りたい情報をネットで調べていると、企業が発信している情報サイトが出てくることがあります。
読んでいるうちにその企業の商品やサービスが気になることも。
オウンドメディアが商品やサービスを知るきっかけになっているんですね。
オウンドメディアを自社ですべて運営している企業もありますが、一部もしくはすべてを外注する企業も多いのが現状です。
その外注先が、SEO会社やWeb制作会社、そしてWebライターなのです。
Webが主流の今、同時にWeb広告も成長しています。
今後もWeb広告の成長は続くと予想されており、Web広告と関係の深いWebライティングの需要がなくなることは考えにくいでしょう。
リモートワークが可能
近年は「リモートワーク」や「テレワーク」という言葉を耳にすることが増えてきました。
求人検索をすると、「リモート可」「完全在宅」などのワードが盛り込まれていることも多いですね。
リモートワークを推進する動きが高まっています。
自宅にいながら仕事ができるWebライターは、完全にリモートワークに対応しています。
Webライターは、時代に合った働き方ができるんです。
文章には動画コンテンツにはない良さがある
最近は、動画や音声コンテンツがめざましい成長を遂げています。
例えば資格の取得を目指すとき、わたしが学生のときは「本屋さんで参考書を買って勉強する」というスタイルが一般的でした。
しかし、現在は動画配信サービスをみて勉強したり、理解を深めたりといった方法もあります。
資格取得に役立つような動画が無料でみられるんですよね。
他には「聴く」タイプの読書であるオーディオブックが登場するなど、さまざまなサービスが提供されています。
このように急成長している動画や音声コンテンツが主流となり、文章コンテンツは衰退するのでは?という見方があるようです。
ただ、そもそも文章コンテンツがなくなるということはあり得ないと筆者は考えます。
文章には動画などにはない良さ、特徴があります。
自分が知りたいところだけにしぼって読める、結論がすぐに分かる、スピードをもって調べられる…などが挙げられます。
知りたいことを簡潔に、スピーディに調べられるのは文章コンテンツならではの特徴ですね。
また、動画を作成するには台本が必要。
動画コンテンツが増加することで、台本という文章コンテンツの需要が高まるという一面もあるのです。
AIに仕事を奪われる可能性は低い
近年はさまざまな職種において、「将来的にはAIに奪われる」などと言われることがあります。
ライターという仕事も、将来的にはAIに奪われるのではという見方もあるようです。
ただ、筆者はライターという仕事がAIに奪われる可能性は低いと考えます。
ライターの仕事は、単に情報をまとめて文章にするといった作業だけではありません。
読み手のことをイメージし、どうやったら伝わるのかを考え、状況に応じて読者に伝わる言い回しを選ぶ必要があります。
そうすることで、心に響くような文章をつくれるのです。
読み手は人間。
読み手の心に響く文章を考えて書けるのは、人間ならではだと思います。
さらに、経験談をもとにした記事は説得力がありますよね。
・実際に使ってみて良かった商品のおすすめ記事
・経験したからこそ分かる子育ての話
・実際に働いてみて分かった、ある職業の裏話
上記のような経験をもとにした文章は、AIには書けないでしょう。
仕事の幅が広い
ライティングが活かせる場は多く、仕事の幅が広いという面があります。
ニュースサイト、企業のサイト、ブログ記事、Webマガジン、コラム記事、ECサイトの商品紹介、動画の台本作成、メルマガなど多岐にわたります。
また、紙媒体へと活動の場を広げることも。
さらに、ひとことでライターと言っても、執筆する記事のパターンもいろいろです。
例えば経験談を元にした記事、ある分野に特化した情報を発信する記事、さらには何かしらの商品やサービスを売るための記事などが挙げられますが、それぞれ執筆の仕方や適切な表現などが変わってきます。
例えば経験を元に執筆をするのであれば、その経験は必須です。
子育て経験者、ダイエット経験者などを対象としたライター募集もあります。
何かしら経験があれば、それをライター業に活かすことも可能です。
何かの商品やサービスを販売する記事を書くためには、その商品やサービスについてまずは知る必要があります。
さらに、該当の商品を買ってもらうためにどのような文章構成にしたらいいのかを考え、ターゲットの客層に響きやすい表現を選ぶことも大切です。
ある分野に特化した情報を発信する記事の場合は、その分野についての知識が必要です。
分からなければ自ら調べ、正しい情報を選んで自分の言葉にまとめる必要があります。
根拠のない情報、出どころが不明の情報などもネット上にはあふれています。
正しい情報なのか見極めることも大切です。
わたしの経験上ですが、とある企業が発信する情報サイトに納品する記事において、個人的な考えなどは一切入れないように依頼されたことがありました。
「~かもしれません」「~だと思います」などといった表現は避け、根拠に基づいた正しい情報をまとめることが求められました。
長々と書きましたが、言いたいのはライターが書く記事にはいろいろなものがあるということ。
いろいろなパターンの記事が書けるようになると、仕事の幅はより広がるでしょう。
将来性のあるWebライターになるために
ライターという仕事は、将来性があります。
ただ、どんな職業にも言えることですが、仕事の将来性があるかないかは自分次第という面もあるのが事実です。
実際、「ライターは全然稼げないのでやめたほうがいい」という人もいれば、「ライターで会社員時代の収入を軽く超えた」という人もいますよね。
両者の違いは何なのでしょうか。こちらでは、将来性のあるWebライターのなるために大切なことをまとめてみました。
1つの仕事に依存しない
在宅のWebライターの形態は大きく分けて以下の2つです。
・企業に雇用されている立場
・フリーランスとして仕事を請け負う立場
雇用されている場合は、労働基準法で守られ、雇用保険も適用されます。
ただ、雇用形態の在宅Webライターの求人は少ないでしょう。
在宅Webライターという仕事は多くの場合、フリーランスという形態です。
仕事を請け負うという立場上、毎月同じ案件の数を依頼してもらえる保証はありません。
突然依頼が来なくなることもありますし、依頼件数が減ってしまうこともあります。
そんな状態はすごく不安ですよね。
将来性があるとはとても言えないです。
仕事の依頼がなければ収入減に直結してしまいます…。
フリーランスとしてWebライターをする場合、1つの仕事に依存するのは危険を伴います。
複数の依頼元から仕事を請け負うことで、リスクを減らすことが可能です。
また、複数の依頼元から仕事をもらえることは、収入アップにもつながるでしょう。
企業に雇用されていたとしても、突然のリストラや給与カットなどがあり得る時代。
国が副業を推進する動きもあり、最近は「企業に勤めていれば安泰」という概念も崩れつつあります。
収入元を分散させられるという意味においては、フリーランスとしていろいろな依頼元から仕事を請け負うことはリスクを軽減させられる方法と言えます。
1つの依頼元に依存せず、複数の依頼元と関係を築いていくことが、将来性のあるライターになるために必要なことと言えるでしょう。
依頼元が変わったとしてもWebライターの実績は積み重ね続けることが可能です。
スキルアップを継続する
クラウドソーシングで募集している仕事の中には、1文字0.1円というような文字単価の低い案件も多くあります。
未経験でも家にいながらでも気軽にできるライターは、始める人が多い在宅ワークの1つです。
ライターが増えているということは、知識やスキルがないと仕事がもらえなくなる、単価の低い仕事しか回ってこないなどといった心配も出てきます。
スキルのあるライターに仕事が集中してしまうことも考えられます。
将来を考えて収入を増やしたいなら、スキルアップをしましょう。
具体的にはライティングスキルを磨く、専門知識を身に付ける、SEO知識を習得するなどといったことが挙げられます。
本を読んで勉強したり、スクールに通って学んだりと、スキルを身に付ける方法もいろいろです。
頑張った分だけ収入に反映しやすいのがライターの良いところ。
努力次第で収入アップが可能です!
また、どんな仕事でも文章を書くという場面は多いもの。
ライティングスキルは応用範囲が広いのも良いところです。
ライティングスキルを磨いて分かりやすい文章を書けるようになると、ライターという仕事以外でも役立ちます。
さらに、メールやSNSで文章を書く際など、プライベートでもライティングスキルは役立つ場面があるでしょう。
まとめ
- Webが主流&Web広告が成長している
- リモートワークが可能
- 文章には動画コンテンツにはない良さがある
- AIに仕事を奪われる可能性は低い
- 仕事の幅が広い
以上の理由から、ライターは将来性のある仕事であると言えます。
ただ、将来性のあるライターになれるかは自分次第。
1つの依頼元に依存せず、複数の案件を受け持つことで収入アップ&リスク分散が可能です。
さらに、スキルアップをしていくことも収入を上げるために必要でしょう。
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